事故を起こさない飛行の心得(自論)

・人の頭上を飛行させないこと
30m以上の距離を保っていても落下リスクを考えなければならない。

・操縦者は進行方向に体を向けて操作すること
進行方向に障害物などがあった場合に回避が遅れないようにする。

・人口密集地での飛行は目視で確認すること
撮影に必要最低限の距離と高度で飛行する。
必要以上の行動は電波が不安定になることも頻繁に発生し、どこを飛行しているか確認できない状態にならないように気をつけましょう。
※「自論」仕事以外で人口密集地を飛行させるなんてとんでもない話です!

・風速と時速の計算は瞬時に暗算できる感覚をつかむこと
風速5msは時速にすると18km。風速10msでは時速36kmです。
向かい風で飛行する場合の例
ドローンの性能が最大速度30kmだとすると風速5msの場合に時速12kmでしか進みません。
離陸地点に戻るために必要な時間とバッテリー残量を計算できなければ落下のリスクが高まります。

・飛行させる場所の地形と環境を事前に把握すること

現場に到着したら風向を確認。
上空の雲の流れるスピードと向きを確認。
※地上付近と上空の風向風速が違うことはよくあることです。

山の場合は撮影場所の木の揺れ方を双眼鏡で確認する。
海の場合は海面の状態で波頭が白っぽく見えていないかなど確認する。
海面に黒っぽく帯状に見える場所があります。潮目の場合もありますがブローが入っているとも予想できます。
「ブロー」の言葉はセーリングスポーツ(ヨット・ウインドサーフィン)をする人が良く使う言葉で強く吹いている場所を意味します。
「突然ブローが入ってきて沈しちゃったよ!」などよく聞く言葉です。

離陸したときは穏やかでも突然の強風に遭遇することもあります。
そんな時はバッテリー残量が重要になりますので頻繁にチェックしましょう。
安全な範囲で高度を下げて回避する方法などその場での判断も重要になります。

仕事であっても [ 飛行する ] より [ 飛行を中止する ] 勇気が大切です

その判断をしてもお客様とトラブルにならないように申込書等には必ず下記の文章を記載しておきます。


「ただし、事故発生の回避による撮影の中断、又は中止の判断は撮影自業者が実施するものとし、撮影中止に至った場合、契約不履行における撮影事業者の損害賠償責任や業務請負債権は発生しないものとする。」